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2025.07.02

EXPO2025 大屋根リング 端材を活用した手作りボールペン

2025年大阪・関西万博の象徴『大屋根リング』の建築過程で生まれた端材を活用し、
特別なボールペンを制作しました。


本製品は、立誠社が企画・デザインを担当し、大阪・生野の工房 平井木工挽物所が
一本一本丁寧に手作りしています。


建築に使われなかった端材を、日常に寄り添う道具へと形を変えたこのボールペンは、
万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を体現する、サステナブルなプロダクトです。



2025年大阪・関西万博のVI(ヴィジュアル・アイデンティティ)を想起させる独特なフォルムは、
平井木工挽物所の伝統技術「木工ろくろ」によって精巧に削り出されました。



2025年大阪・関西万博公式ロゴの焼印が施された特製桐箱入り。
蓋の下部には、平井木工挽物所の落款がひとつひとつ手押しされています。
販売時にはVIをデザインに取り入れた紙製のスリーブが付属されています。


商品名:EXPO2025 大屋根リング 端材を活用した手作りボールペン
価 格:17,600円(税抜 16,000円)
販売箇所:万博会場内、会場外 公式ショップ


平井木工挽物所について


大阪・生野で1970年に創業した平井木工挽物所は、伝統技法「木工ろくろ」を用いて、
木の温もりと精緻な加工が融合した挽物製品を手がける工房です。
屋久杉、紫檀、花梨といった希少な銘木を使い、万年筆やボールペン、ペンダントなどの筆記具・雑貨を製作。
一本の木からキャップ・胴軸・首軸を削り出す「通し削り」により、木目の美しさが際立つ仕上がりとなっています。
国内外のブランドとのコラボレーションも行い、伝統を受け継ぎながら
現代のライフスタイルにも寄り添うものづくりを続けています。


公式サイト


大屋根リング(EXPO 2025 大阪・関西万博 会場施設)について


『大屋根リング』は、外径約675m、1周約2kmの世界最大級の木造建築です。
大阪・関西万博会場デザインプロデューサーで建築家の藤本壮介氏により構想された、
「多様でありながら、ひとつ」という会場デザインの理念を表した会場のシンボルとなる建築物です。
日本の神社仏閣などの建築に使用されてきた伝統的な貫(ぬき)接合に、現代の工法を加えて建築しています。
会場の主動線として円滑な交通空間であると同時に、雨風、日差し等を遮る快適な滞留空間として利用されます。
また、大屋根リングの屋上からは会場全体をさまざまな場所から見渡すことができ、リングの外に目を向ければ、
瀬戸内海の豊かな自然や夕陽を浴びた光景、大阪の街並みなど、海と空に囲まれた万博会場の魅力を楽しむことができます。